伊丹豪氏×RONDADE佐久間磨氏 トークセッション

更新日:2017/10/15

先日、写真学科では写真家の伊丹豪氏と音楽レーベルRONDADEの佐久間磨氏のトークセッションが行われました。
その様子をお伝えします。

伊丹豪氏は徳島県出身の写真家で第27回写真新世紀佳作を受賞、自身が制作する’MAZIME’の出版、発表を中心に活動し、東京や台湾、ベルリンなど国内外での展示も勢力的に行っています。また佐久間磨氏は様々なアートフォームを扱う音楽レーベル「RONDADE」に所属し、今回伊丹豪氏の写真集の制作、出版に大きく関わった人物です。

講演会の序盤はまず伊丹さんの自己紹介から始まり、何故写真家になろうと思ったのか、これまでの仕事の中で得た経験、そしてそこから確立した自身のスタイルなどを話して頂きました。

森山大道氏や中平卓馬氏など日本を代表する写真家たちに憧れ、自身もそのように成りたいと思い写真を続けてきたと語る伊丹さん。
写真家として自身のスタイルを確立し、作品を作り続けることを常に意識しながら制作を行う姿勢にはとても大きな情熱を感じとることが出来ました。

佐久間さんのお話はとても斬新で、他にはない写真集を作る事をテーマに最初から国内だけではなく国外での販売も視野に入れ、常に新しい手法を模索しながら活動していることが伺えるお話でした。

今回の講演会には9月に発売された新作の写真集である「photocopy」もお持ち頂き、それぞれの写真集によって入っている写真の順番が違う、ページを縦にめくっていくなど、とても斬新な手法で作られた写真集になっていました。

「写真の内容も大事だけど、その写真をどんな紙に印刷するのか、装丁をどのようにしているのかを意識する。」
自身が他者の写真集を見るときのポイントとして、このようにお話して下さった伊丹さん。
その伊丹さんの考えをとても反映した写真集になっていると感じました!

現在、ビジュアルアーツギャラリーでは、伊丹豪「photocopy」展が開催されています。(会期は2017年10月7日(土)〜10月26日(木)まで)


中判のデジタルカメラを駆使し、独特の視点で世界を切り取る伊丹さんの写真を是非堪能しに来て下さい!

伊丹さん、佐久間さん、長時間に渡るお話、誠にありがとうございました!
以上、伊丹豪氏×RONDADE佐久間磨氏 トークセッションの様子をお伝えしました!

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