映像音響学科紹介
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こんにちは。
今回のブログは映像音響学科についての紹介です。
何となく名前から想像はできるけど、いまいち理解出来ていない。どういう事を勉強できるんだろう。
という疑問を解消する為に今回は執筆しています。
映像音響学科はその名の通り映像に音を付け演出することを学ぶ学科です。
映像と言っても種類は様々。
TV番組・ドラマ・実写映画・アニメ映画・ゲーム・プロジェクションマッピング・アニメ・紹介VTR・企業の宣伝映像・・・
上げればキリがないほど映像という作品は世の中に無数に存在します。
また映像がないラジオ番組やボイスドラマ・舞台などの音付け演出も勉強でき、
音を付けるだけではなく、声優のセリフやナレーションの録音。
普段無意識に聞いている街の環境音や部屋のノイズなども録音します。
映像に音を付けるには映像への理解も必要になるので、映像の編集も行います。
静止画のデザインから動画、アニメーションまでの一連を学ぶことにより、映像系の就職先も広がります。
全部を紹介することは出来ませんが、少しでも知ってもらえたらなと思います。
映像音響では使用している教室がいくつかありますが、主に使っているスタジオを紹介!
ここではアテレコ収録から録音した音源を綺麗に整えたり、最終MIXまで行えます。
ブース内にマイクを設置し、モニターから流れる映像に合わせて音を作っていきます。
足音や、服のきぬ擦れ、テストの回答用紙を丸める音や剣の音に馬の蹄の音まで。
生で作ることが出来るものをここでは実際に作ることが出来ます(生音と言います)。
足音だと、草むら・土・アスファルト・トタン屋根や靴はヒールなのか裸足なのか革靴や運動靴・・・
映像を見て判断しています。
ラジオドラマの音作りだとその時代の環境を見極めることが大切です。
スタジオ内にはVRセットも設置しており、
VRの映像を見てどのような音が付けられているのか、360度見渡した時の後ろの音はどうなっているのかなど様々な考察が出来るようになっています。
自分たちで360度カメラを用いて撮影した素材を編集し、VRに取り込むことも可能です。
こちらのスタジオでは映画館と同じように5.1chサラウンドシステムを仕込んでいます。
通常は2つのスピーカーで音を聞きますが、ここでは
PC横にスピーカーを左右に一つずつ、真ん中のモニターの上に一つ、その真下に重低音のスピーカーを一つ
最後に出入り口の左右に一つずつ設置し、全部で5+1(重低音)を用いています。
映画館より狭い室内で5つのスピーカーから同時に音を聞くことが出来るので立体感を体感することが出来ます。
更にここでは生音では作れない電子音を作ることが出来るように、シンセサイザーを4つ設置し、
弾いて楽しむことも、PCに録音して課題制作や自主制作をしている学生が見られます。
音響好きが理想の部屋を求めて作ったスタジオになっています。
他にもPCが沢山並んでいる実習教室や、録音スタジオ、音作りに必要な素材を置いている教室もあります。
授業時間以外には教室開放もしているので、予約して使う事も可能です。
いかがだったでしょうか。
少しでも映像音響のことを知れたでしょうか?
このブログを見て将来の夢への一歩が踏み出せたら嬉しいと思います。
その為にまずは体験入学にお越しください。
遠方の方は無料送迎バスもあります。
皆様のご来校をお待ちしております。
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