AOプレスクール①:映画監督 工藤将亮さん

更新日:2018/07/06

6月24日(日)に
本校卒業生の工藤将亮監督をお招きして、
今年度の放送・映画学科「AOプレスクール」第1回
特別授業【映画制作を体験しよう!】を行いました。


工藤監督は、本校・放送映画学科を卒業後、
京都の松竹撮影所でのテレビ時代劇や
映画制作の助監督を経験し
その後、
フリーランスになって東京に現場を移してからは
『ピンクとグレー』『うつくしいひと』(行定勲監督)、
『進撃の巨人』(樋口真嗣監督)などの映画で、
チーフ助監督として活躍。
昨年、初監督作『アイムクレイジー』で
映画監督デビューされました。

講義前半は、映画制作に関わる
“企画・制作”や“技術”など、
様々な仕事の【職種=セクション】の
役割について解説。

「企画=プロジェクト」が生まれてから、
その「準備=プリ・プロダクション」の大切さ、
実際の「撮影=ロケーション」、
編集や仕上げ作業の「ポスト・プロダクション」
「配給、公開」までの【ワークフロー】を説明。


次はいよいよ工藤監督が用意してくれたシナリオで
実際に【ショートムービー】の撮影!!

1)役者・俳優
2)演出
3)撮影・照明
4)編集
の希望のポジションを確認。
《Aチーム》と《Bチーム》に分かれ、
課題シナリオから演出と撮影プランをミーティング。




ちなみに“女優”は現役生スタッフ2人が担当。
“男優”をAO生のひとりが
名乗りを上げてくれました^^/

まずは、セリフを覚えなきゃ^^;



2グループのメンバーは、
それぞれ演出と撮影のプランを検討。



工藤監督も熱心にアドバイス。


役者チームもセリフ合わせ。




プランが一段落したところで、
技術チームは撮影機材レクチャーを受けてます。



さて、いよいよ“クランクイン”。
まずは《Bチーム》から^^v





続いて≪Aチーム≫も。






撮影終了後、直ぐにパソコンで編集作業。





さぁ、編集も完了。「試写会」をします!!!


“初めて作った映画”を上映後、
それぞれのポジションから振り返りのコメント。



工藤監督からの講評も、みんな真剣に聴いていました。






それぞれのポジションを担当するスタッフが、
協力して実現する「映画制作」の仕事。
3時間の講義で、
2チーム・2本の「映画」を実際に体験。
内容の濃い時間でした!!!


工藤監督、本当にありがとうございました。

教員・柴田

次回のAOプレスクールは、8月1日。
TVカメラマン・坂口周兵さんにお越しいただきます!

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