第ニ回 高校生 ビジュアルフォトコンテスト 審査結果発表！

本校主催の高校生対象フォトコンテスト「第ニ回 高校生 ビジュアルフォトコンテスト」の審査結果を発表します！



テーマは「ハイスクールライフ」。
昨夏に開催した第一回に引き続き、今回もたくさんのご応募をいただきました。


グランプリ、優秀賞、奨励賞、入選の各作品は、2023年1月23日（月）〜2月3日（金）の期間、本校内「ビジュアルアーツギャラリー」にて受賞者展を行います。

では審査結果の発表です！！
まずはグランプリです！！
（コメントは今回審査を担われました写真家の野口靖子先生よりいただきました。）

★グランプリ：鷲見 怜映さん（神戸国際大学附属高等学校）「心を弾ませて」

◉コメント：撮影者の方へ滑り降りてくるのか、空へ羽ばたこうとしているのか！？
秋の青天の下で、瞬間が永遠の形になって止まりました。
適切なタイミング、思い切った上下二分割、恐れずに動きにカメラを向けた勇気。
胸がスカッとするような写真的な写真ですね！

おめでとうございます！
続きまして、優秀賞です（2作品）

★優秀賞：由井　詩葉さん（大阪府立堺西高等学校）「青い放課後」

◉コメント：タイル張りの青い階段とピンクのサンダルで、ともだちと階段を降りていく。
制服はお揃いのチェックのスカート。スカートってバサバサして階段が見えにくいよね。
撮り方でとっても急な階段に見える。転げ落ちそうなくらい。怖いような楽しいような。
身近にある日常の一瞬を異化して、非現実の世界を開きました！

★優秀賞：加藤 環菜さん（大阪府立工芸高等学校）「なに描いてるん？」

◉コメント：ちょっと描き始めたらなぜか止まらなくなっちゃうことありますよね～
ともだちはご満悦。
よく見たら、オレンジや赤や、違う生き物まで混じっていて。
もっとよく見たら、ともだちの歯もそんな生物たちに見えてきたりして。
描く時間や、やりとりが聞こえてきそうな、時間の経過を味わえる写真ですね！

おめでとうございます！
つぎは奨励賞！（5作品）

★奨励賞：池辺　こころさん（大阪府立堺西高等学校）「ラムネと青春」

◉コメント：何か手に持って撮るなら、レトロで可愛いものにしたいよね。
マスクもそのままでいいんじゃない。
本棚にはマンガもいっぱいあって居心地良さげ。カメラもあるし
いいものに囲まれて寄り添って。「こちら側のアリス」の世界が写りました。
頑張ったりじゃなくて、普段どうりの脱力した良さがいいですね！

★奨励賞：衣笠　諒さん（神戸国際大学附属高等学校）「大混乱の花」

◉コメント：ゲラゲラ笑って転がって、土を食べちゃったのはいつだったかな。
みんなで一緒に倒れたから、自分の首に誰かの腕が回ってて、背中に背中が乗っかって、腰には別の頭蓋骨。
立ち上がったら、はい、またひとりひとり。
ストーリーを考えてみたくなるような見栄えのする写真ですね！

★奨励賞：山本 篤さん（神戸国際大学附属高等学校）「いつもの二人で」

◉コメント：窓が開いてるから、内側と外側がつながってる。
いつもの二人でお気に入りの窓なのかな。
そうやってともだちとずっと話していたい午後があったような気がします。
話が終わっても窓は開けたままになってたらいいな。
木目の色、ブラウスの白が美しい、余韻のある写真ですね。

★奨励賞：松崎　咲良さん（好文学園女子高等学校）「打ち上げパーティー」

◉コメント：机と机をひっつけてお菓子も用意されました。
ごくごく飲んでしまいそうだからコップの縁までたくさん入れました。
それぞれ好みのドリンクで乾杯！
こころもぴったり合いました。
主観的な写真で、日常のちょっとした高揚感が伝わってきます！

★奨励賞：多胡 歩美さん（大阪府立工芸高等学校）「見つめて」

◉コメント：みんなあっちを見ているのに、1人だけ振り返ってあなたを見ている。
向こうの人たちは点々と遠くにいて声も届かないし周りの人たちも違うことに夢中みたい。
ほんの一瞬だけだけど、2人だけの時間があったって、写真だけが知っている。
たったそれだけのことだけど。
ミステリアスであたたかい。

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上位入賞作品は以上８作品となります。
最後に、審査を行っていただきました野口靖子先生から、総評です。
「それぞれの高校生活のリアルな時間が伝わってくる写真がたくさんありました！
一度きりで二度とは起こらないことばかり。
一枚の写真から、色々と妄想～できて面白かったです！
カメラを持って、心おもむくままに、これからも写真を楽しんでくださいね！」

以上、第二回高校生ビジュアルフォトコンテストの結果発表でした。
1月23日からの「ビジュアルアーツギャラリー」では、入選作品も一堂にご覧いただけます！
みなさんお誘い合わせの上、お越しください。

受賞されたみなさん、おめでとうございました。
・・・そして、次回のコンテストでさらに素晴らしい作品に出会えることを楽しみにしています。

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