『未来を切り開く創造力が集結!富士五湖サミットにて中之島活性化プランを発表』

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『未来を切り開く創造力が集結!富士五湖サミットにて中之島活性化プランを発表』

2025年6月3日(火)、専門学校 ビジュアルアーツ・アカデミーのアーツホールにて、21世紀アカデメイア大阪地区4校が集い「第3回富士五湖サミット」大阪地区予選が開催されました。

富士五湖サミットとは?

富士五湖サミットは、東京・大阪・名古屋・福岡の全国4エリアに展開する全18のアカデミーで学ぶ約5,000名の学生の中から選ばれた精鋭たちが一堂に会し、専門分野や地域を越えたコラボレーションで社会課題に取り組む、実践型フィールドワークコンペティションです。
舞台は、国家プロジェクト「富士五湖自然首都圏構想」に位置づけられた、豊かな自然に囲まれた富士五湖地域。サミットでは、チームごとにフィールドリサーチやアイデア創出を重ね、未来を切り開くソーシャル・プランを発表し合います。

大阪ビジュアルアーツ・アカデミーから2チームが選出!

今回のサミットでは、「中之島地区を活性化していくためのビジネスプラン」をテーマに、21世紀アカデメイア大阪地区4校全体で137チーム(274名)の中から動画審査にて厳選された計8組(16名)が出場。大阪ビジュアルアーツ・アカデミーからは、マスコミ出版・芸能学科と音響芸術学科の2チーム、計4名が代表として出場しました。

【マスコミ出版・芸能学科】
テーマ:「仕事終わりのご褒美時間」

"日常に少し贅沢を"をコンセプトに、中之島を目的地として訪れたくなるように、夜の中之島に新しい魅力を創出する2つのイベントを提案しました。

中央公会堂のプロジェクションマッピング

歴史的建築をダイナミックな光と音で彩りフード・ドリンクブースの設置、そして生オーケストラ演奏も交え、五感を刺激する没入空間を演出。

中之島バラ園のライトアップ

バラ型のライトで園内を華やかに照らし、訪れる人に"非日常"を提供。SNS映えも狙い、観光資源としての価値向上も目指しました。

学生から社会人まで幅広い層をターゲットとし「わざわざ行きたくなる中之島」の夜をデザイン、都市部の中に癒しと文化を融合させた提案。中之島地区の文化的価値を活かしつつ、SNS映えする魅力的なコンテンツを展開したことが、審査員からも高く評価されました。


【音響芸術学科】
テーマ:「中之島まつり」

音楽や音響、文化体験を組み合わせた、春限定の体験型イベント「中之島まつり」を提案。地域とのつながりや参加型の楽しさに重点を置き、以下の3つのアクティビティを提案しました。

カヌー体験(朝・夜)

あえて気温の高い時間を避け、のんびりと中之島の川面を巡る静かな体験。
水上から見る都市景観の新鮮さを提供。

フォトスタンプラリー

中之島の魅力的なスポットを巡りながら撮影・投稿。
SNSを活用し、地域の回遊性と情報発信力を高める設計に。

川柳づくり

季節の風景や体験を詠んだ川柳を募集し、各地に設置された川柳ポストに投函、
優秀な作品は現地に展示。日本文化を訪日観光客にも親しんでもらえるユニークな切り口。

音響の専門性を活かしながらも、社会との接点を持った総合提案は、「創造力」「地域理解」「参加型体験」のバランスが取れており、評価の高いプランとなりました。

結果発表

今回、音響芸術学科チームが見事入賞を果たしました!

アイデアだけでなく、企画の実現性や地域への愛情が評価され、今後の展開にも期待が寄せられています。マスコミ出版・芸能学科チームの提案も、「中之島地区が持つポテンシャル」という視点で独自性のあるアプローチとして、多くの関心を集めました。

学びの場から、プロの世界へ

大阪をはじめ、東京、名古屋、福岡での各地区大会を経て選ばれた地区代表チームが7/1(火)より開催される『第3回富士五湖サミット』に出場し、ビジネスプランを競います!

富士五湖サミットは、学生たちが異なる専門性や価値観を持つ仲間と協働することで、自らの可能性を大きく広げられる貴重な場です。実践を通じてプロジェクトを動かし、自分の意見を社会に発信する経験は、これから業界で活躍するための確かな糧となります。
専門学校 大阪ビジュアルアーツ・アカデミーでは、こうした機会を通じて、未来を創る人材の育成にこれからも力を入れていきます。

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