大阪ビジュアルアーツ・アカデミー
放送・映画学科卒業生 藤元 明緒 監督作品
第82回 ベネチア国際映画祭審査員特別賞受賞!!
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                大阪ビジュアルアーツ・アカデミー
放送・映画学科卒業生 藤元 明緒 監督作品
第82回 ベネチア国際映画祭審査員特別賞受賞!!
                    
                大阪ビジュアルアーツ・アカデミー 放送・映画学科 卒業生 藤元 明緒 監督作品
映画「LOST LAND/ロストランド」がベネチア国際映画祭審査員特別賞受賞!!
『LOST LAND/ロストランド』は、"世界で最も迫害されている民族の一つといわれるロヒンギャ"の人々の証言を元に日本・フランス・マレーシア・ドイツ国際共同製作のもと全編海外ロケで撮影された本作は、無国籍の幼い姉弟が家族との再会を願い、いくつもの国境を命がけで越えていく希望のロードムービーです。
主演の姉弟をはじめ、総勢200名を超えるロヒンギャたちが出演する長編映画は世界初であり、演技未経験ながら当事者である彼らの声と眼差しは、映画の世界にリアルな強度を与えています。
藤元明緒監督 コメント
平時とは程遠いこの時代に、自分たちにどんな映画を作れるのか、映画に何ができるのだろうか。悩み続けた先に、この作品が生まれました。
映画の力を信じて支えてくださった方々のおかげで、本作を世界にむけてお披露目できることを嬉しく思います。そして何よりも、出演してくれた人たちの願いが、どうか多くの人の心に届きますように。


藤元 明緒 profile
1988年、大阪府生まれ。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映画制作を学ぶ。在日ミャンマー人の家族を描く初長編『僕の帰る場所』(2018年)が第30回 東京国際映画祭アジアの未来部門作品賞&国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞。2021年、ベトナム人技能実習生を描く長編第二作『海辺の彼女たち(日本ベトナム国際共同製作)』を公開。同作品はPFF第3回「大島者賞」、2021年度「新藤兼人賞」金賞、第13回TAMA映画賞最優秀新進監督賞、第31回日本映画批評家大賞・新人監督賞などを受賞。主にミャンマーなどアジアを舞台に合作映画を制作し続けている。