CGクリエイターとは?年収や検定について解説

CGcreator

CGクリエイターになるには

CGクリエイターの仕事とは

芸術性や創造的なセンスで、唯一無二の世界観を描き出す

コンピューターを使い、専用ソフトで2D、3Dのグラフィックスを創り上げるのがCGクリエイターの仕事です。「CGアーティスト」「CGデザイナー」とも呼ばれます。

CGの魅力は、なんといっても非現実世界を描くことができ、没入感のある視覚的な表現を生み出せること。

活躍の場は、映画やゲーム、アニメといった動画や、広告、ウェブサイトまで様々。作品に名前が掲載されることもあり、やりがいのひとつとなります。

CGクリエイターの年収はどのぐらい?

CGクリエイターの年収は、勤務する会社の規模や経験・勤続年数などによって異なります。

正社員ならCGデザインの業界で活躍している人の平均年齢が約38歳で、平均年収が480万円(厚生労働省提供 職業情報提供サイト「job tag」調べ)。

またフリーランスとして活躍することも可能なため、高いスキルを持っていればさらに収入が増加することが期待されます。

ただ、忙しい時期や納品前などは残業が発生する可能性も。センスやスキルを活かせる華やかな仕事ではあるものの、体力や集中力といった要素も欠かせません。

CGクリエイターになるには

学ぶ環境

CGクリエイターになるためには、2D、3DCGの制作ソフトに関するスキルが不可欠です。テキストを見たりオンラインセミナーを視聴したり...と独学で学ぶことも可能であるものの、専門学校や大学などでCGデザインに関する学科では、CGに限らずデッサンや彩色などデザインの基礎からしっかり学ぶことが可能です。

専門学校では、現役のプロデザイナーが講師を勤めていることが多く、業界最先端の知識やスキルを直接学ぶことができる他、産学連携などにより実際の仕事を意識した実践的な学びが設置されています。インターンシップが用意されているケースもあり、早くから憧れの業界、仕事に飛び込むことができるメリットもあります。

就職活動

専門学校は学校宛てにCGクリエイターに特化した就職関連の案内や求人票が届くことも多いので将来に繋がりやすく、面接練習など手厚いサポートがあるのも専門学校ならでは。またインターンシップ先にそのまま就職ということもスキルややる気があれば可能です。

就職活動の際は、自作の作品をまとめたポートフォリオを見せることで企業に自分のスキルや作風をイメージしてもらいますが、多くの専門学校ではポートフォリオの制作授業を設置しているなどサポートも充実しています。

活躍の場

  • ゲーム会社
  • VRコンテンツ制作
  • 映画制作
  • webデザイン会社
  • IT企業、広告代理店や制作会社のデザイン部門
  • 他に、就職した企業でスキルを磨き、人脈を構築した上でフリーランスとなったり、デザイン事務所を構えるなど、独立して活躍される方も多数。自宅で作業が可能な仕事でもあるので、多様な働き方に対応しやすい側面もあります。

CGクリエイターになるために必要な資格はある?

「××の資格を取得しなければCGクリエイターになれない」といったことがなく、スキルなどがあれば活躍できるのがCGクリエイターです。

就職活動の際のアピールになる資格としては下記が挙げられます。これらを習得しておくことで自分のできることを企業にアピールできることに加え、就職後にスムーズに仕事になじみやすいでしょう。

  • 3Dモデリングやアニメーションを作成するためのツールである「Autodesk Maya」

  • 動画編集に関わる「Adobe After Effects」

  • 画像やグラフィックス編集ソフト「Adobe Photoshop」「Adobe Illustrator」

CGクリエイターの将来性は?

「ゴジラ-1.0」でアカデミー賞の「視覚効果賞」を受賞したニュースは有名ですが、近年の映画、テレビ、ビデオゲーム業界では、リアルで高品質なビジュアルが求められ続けており、これらの産業でのCGの活用はますます進むでしょう。

特に、ハリウッド映画や人気ゲームタイトルなどでは視覚効果に高い予算が割り当てられているケースも多く、CGクリエイターの技術が重要な役割を果たすと考えられます。

また、ネットでデータのやりとりがたやすくできるようになったことにより、グローバルマーケットにおけるコンテンツ制作も増加しています。それにより多様な経歴や背景を持つCGクリエイターに対する需要が世界的にも高まっています。

昨今ではAI活用も進んでいますが、個々のクライアントのニーズに合わせたカスタマイズはAIには困難な場合があります。特にオリジナリティと創造性が求められるプロジェクトでは、人間のCGクリエイターが重要な役割を果たします。

こうしたことを踏まえると、CGクリエイターの将来性は今後も引き続き良好だといえるでしょう。

CGクリエイターに向いているにはどんな人?

  • PCやタブレットなど電子機器でのクリエイティブに興味がある
  • 何かを作ることが好き
  • 新しいものを見たり作ったりすることに対してモチベーションがある
  • 集中力のある人

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専門学校 大阪ビジュアルアーツ・アカデミー 動画VFX・3DCGコース

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CGクリエイターに関連する仕事

  • CGクリエイター

  • VFXコンポジター

  • 3DCGデザイナー

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