大阪ビジュアルアーツ・アカデミー卒業生の映画監督 藤元明緒さん最新作 第82回ベネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門へ出品決定!

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大阪ビジュアルアーツ・アカデミー卒業生の映画監督 藤元明緒さん最新作 第82回ベネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門へ出品決定!

専門学校 大阪ビジュアルアーツ・アカデミー 放送・映画学科卒業生の藤元明緒監督の最新作が、第82回ベネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門へ出品決定しました!

世界三大映画祭の一つであるベネチア国際映画祭でのワールドプレミアを経て、日本でも2026年春の劇場公開が決定しています。

藤元監督は過去にも本校の特別ワークショップで学生たちとともに作品制作をしてくださいました。

歴史ある映画祭での上映が決定したこと、学校としても本当に嬉しいニュースとなりました!

藤元明緒監督最新作 、日仏4カ国で合作

LOST LAND/ロストランド』

82回ベネチア国際映画祭

オリゾンティ・コンペティション部門に出品決定!

2026年春に日本公開

日本に住むミャンマー人家族の物語を描いた長編デビュー作『僕の帰る場所』(18/日本=ミャンマー)が高く評価され、ベトナム人技能実習生を題材にした『海辺の彼女たち』(21/日本=ベトナム)ではPFF3回「大島渚賞」、「新藤兼人賞」金賞を受賞して、映画界の注目を集めた藤元明緒監督。待望の長編第3作目『LOST LAND/ロストランド』は、"世界で最も迫害されている民族の一つといわれるロヒンギャ"の人々の証言を元に日本・フランス・マレーシア・ドイツ国際共同製作のもと全編海外ロケで撮影された本作は、無国籍の幼い姉弟が家族との再会を願い、いくつもの国境を命がけで越えていく希望のロードムービーです。

主演の姉弟をはじめ、総勢200名を超えるロヒンギャたちが出演する長編映画は世界初であり、演技未経験ながら当事者である彼らの声と眼差しは、映画の世界にリアルな強度を与えています。

●藤元明緒監督 コメント

平時とは程遠いこの時代に、自分たちにどんな映画を作れるのか、映画に何ができるのだろうか。悩み続けた先に、この作品が生まれました。

映画の力を信じて支えてくださった方々のおかげで、本作を世界にむけてお披露目できることを嬉しく思います。そして何よりも、出演してくれた人たちの願いが、どうか多くの人の心に届きますように。

●藤元明緒監督 プロフィール

1988年、大阪府生まれ。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映画制作を学ぶ。在日ミャンマー人家族を描く初長編『僕の帰る場所』(2018)が第30回東京国際映画祭アジアの未来部門 作品賞&国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞。

2021年、ベトナム人技能実習生を描く長編第二作『海辺の彼女たち(日本ベトナム国際共同製作)』を公開。同作品はPFF3回「大島渚賞」、2021年度「新藤兼人賞」金賞、第13TAMA映画賞最優秀新進監督賞、第31回日本映画批評家大賞・新人監督賞などを受賞。主にミャンマーなどアジアを舞台に合作映画を制作し続けている。

●作品情報

LOST LAND/ロストランド』(英題:LOST LAND 原題:HARÀ WATAN

脚本•監督•編集: 藤元明緒 / 出演: ムハマド・ショフィック・リア・フッディン、ソミーラ・リア・フッディン 他 / 撮影監督: 北川喜雄 / 音響: 弥栄裕樹 / カラリスト: ヨヴ・ムーア / 音楽: エルンスト・ライジハー / 助監督: 川添ビイラル / 撮影助手: 吉田寛/ 水中撮影: 河瀬経樹 / DIT: 香月綾 / エグゼクティブプロデューサー: 國實瑞惠、安川正吾 / プロデューサー: 渡邉一孝 / 共同プロデューサー: アンジェル・デ・ロルム、スジャウディン・カリムディン、エリス・シック、クリスチャン・ジルカ / コンサルティング・プロデューサー: エリック・ニアリ / 企画・制作: E.x.N / 製作: E.x.N、鈍牛倶楽部、キネマトワーズ / 共同製作: PANORAMA FilmsElom InitiativesCinemataScarlet Visions / 特別協力: シネリック・クリエイティブ / 配給: キノフィルムズ/ 宣伝: ミラクルヴォイス

2025 / 日本=フランス=マレーシア=ドイツ / ロヒンギャ語 / カラー / 1.5:1 / 5.1ch / ドラマ / 99 / DCP

©2025 E.x.N K.K.

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